蒸気機関車の原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 02:49 UTC 版)
火室 灰受け皿 水 (ボイラー内部) 煙室 運転室 炭水車 蒸気溜 安全弁 加減弁 煙室内の加熱管寄せとそれに付属した過熱管 ピストン ブラスト・パイプ 弁装置 ギュレータ・ロッド ドライブ・フレーム 従輪ポニー台車 先輪ポニー台車 ベアリング及び軸箱 板ばね ブレーキ片 空気ブレーキ・ポンプ (前部) 中央連結器 汽笛 砂箱 蒸気機関車は湯を沸かして発生した蒸気を動力源として走行する。 ここでは主に世界各国で広く使用されていた、煙管式ボイラーとシリンダーを使用するタイプの蒸気機関車について説明する。 一般的な蒸気機関車を走らせるのに必要な機構としては以下のものがあげられる。 石炭等の燃料を効率よく燃やして、高温の燃焼ガスを作る火室。 火室で発生した燃焼ガスの持つ熱エネルギーを利用して水を沸騰させ、高温高圧の蒸気を作るボイラー。 シリンダーに送る蒸気の方向や量を制御する各種弁装置。 蒸気のエネルギーを往復運動のエネルギーに変えるシリンダー。 シリンダーの往復運動を回転運動に変換し駆動力を発生させるロッドと動輪。
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