蒸気機関車の主連棒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 04:09 UTC 版)
「コネクティングロッド」の記事における「蒸気機関車の主連棒」の解説
蒸気機関車などといった大型の機関では、回転側に直接伝達しているロッドがコネクティングロッドである。日本においては蒸気機関車のそれは主連棒と呼ばれる。そういった大型の機関では、ピストンとの間には直動のみで揺動しない「ピストンロッド」と呼ばれる要素が入り、ピンで連結される。ピストンロッドに付けられる部品の名からクロスヘッド方式と呼ばれる(ユニフロー掃気ディーゼルエンジン#船舶用も参照)。コネクティングロッドが接続されている動輪の車軸がクランクシャフトに相当し、動輪を駆動する構造となっている。通常特定の1軸をコネクティングロッドで駆動しており、それ以外の動輪はコネクティングロッドが接続されている動輪とカップリングロッド(連結棒)と呼ばれるロッドで連結されていて、これにより駆動されている。
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