英語放送へ転換(2006年 - 2008年)
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「NHKワールドTV」の記事における「英語放送へ転換(2006年 - 2008年)」の解説
2006年1月から、総務大臣懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」、および3月の外務大臣諮問機関「海外交流審議会」の答申において国際放送の強化が謳われる。この時期は新興の国際ニュースチャンネル(RTやフランス24、アルジャジーラ、中国中央電視台の英語放送)が開局し、広報手段として国際放送の強化を検討しだした格好。ここでは英語放送の拡充のほか、NHKの子会社に民放も出資する形態が検討された。これ以降、NHKワールドTVは英語放送化へ向けて英語放送の拡充を行ってゆく。 2008年4月1日、外国人向けテレビ国際放送の強化を目指して日本国際放送が発足、NHKから番組制作や運営・セールス業務を受託している。 2008年9月29日の後期番組改編をもって、NHKワールドTVの英語放送の比率が100%に達した、とされている。ここでいう「英語放送の比率」とは英語音声のみの番組、2か国語放送(全時間帯で英語主音声・日本語副音声)の番組、英語字幕・ニュースティッカー表示の番組(音声は日本語のみ)を合わせた比率を言う。この改編では、定時英語ニュース『NHK NEWSLINE』の拡充が目玉だったが、この時点では『NHKニュース7』など日本語番組がいくつか残されている。
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