良寛遺墨(阿部家伝来)
主名称: | 良寛遺墨(阿部家伝来) |
指定番号: | 2371 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1980.06.06(昭和55.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | |
時代区分: | 江戸 |
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検索年代: | |
解説文: | 良寛は和歌、書をよくし、その奇行に富んだ清貧な生涯によって、広く人々に親しまれている。その遺墨は良寛の庇護者であった阿部、解良、木村の三家に纒って伝存し、中でも阿部家の遺品は、良寛の壮年から晩年に及んで、その代表的筆蹟を伝えている。阿部家は西蒲原郡の庄屋役を務めた家柄で、七代定珍が詩歌をよくして、良寛との交遊は三十余年に及んだといわれる。遺墨中の中心を占める書状類は、いずれも定珍との交誼を反映したもので、寛政七・八年越後帰国時のものから文政十一年七十一歳頃に至る間のものがみえ、良寛平生の筆蹟と姿を伝えた基本史料として価値が高い。 |
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