自殺対策への取り組み
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厚生労働大臣時代に自殺対策を推進。主な取り組みは以下のとおり。 ・自殺対策強化月間の開始 2010年2月5日の自殺対策総合対策会議において、年間自殺者が一番多い3月を『自殺対策強化月間』と定めた。 強化月間として初めての取り組みとなった2010年3月には、「お父さん、眠れてる?」をキャッチフレーズとした睡眠キャンペーンなどの啓発活動や、ハローワークなどでの対面型相談支援等が実施された。 ・自殺対策の5本柱の策定 ①自殺対策の中身を知って頂くための取り組み(当事者の気持ちに寄り添ったメッセージを発信する) ②悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞き、必要な支援につなげる取り組み(ゲートキーパー機能の充実などを通じて地域で連携して必要な支援を届ける) ③職場におけるメンタルヘルス対策・職場復帰支援の充実(一人一人を大切にする職場づくりを進める) ④自宅に訪問して支援するアウトリーチの充実(一人一人の身近な生活の場に支援を届ける) ⑤うつ病対策の充実など精神保険医療改革の推進(「認知行動療法」の普及、自殺未遂者に対する医療体制の強化など) ※厚生労働省『自殺・うつ病対策プロジェクトチーム報告(平成22年5月28日)』より。
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