臨時航空術練習射撃班とは? わかりやすく解説

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臨時航空術練習射撃班

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 18:02 UTC 版)

明野陸軍飛行学校」の記事における「臨時航空術練習射撃班」の解説

陸軍国内飛行機操縦者体系的な教育始めたのは1912年明治45年7月のことである。全陸軍から志願した中尉および少尉選抜し操縦修業者」として当時陸軍唯一の航空関係部隊である気球隊分遣する形式をとり、埼玉県入間郡所沢町臨時軍用気球研究会飛行試験場(のちの所沢陸軍飛行場)で教育した1915年大正4年12月所沢航空大隊創設される飛行機操縦者教育航空大隊担任となり、引き続き所沢行われた1918年大正7年7月末、日本政府飛行機および関連器材輸入していたフランスから、その使用と製作に関する指導を行う提案受けた。これを歓迎した陸軍省同年12月フランス軍人による指導能率化図り臨時航空練習委員組織し操縦班、射撃班、機体製作班など8班にわけ、準備当たった1919年大正8年1月ジャックポール・フォールフランス語版大佐を長とする航空教育軍事使節団(以下、「フランス航空団」と記述57名が来日した当初教育指導原則として所沢陸軍飛行場前年11月航空第2大隊移駐した岐阜県稲葉郡各務原陸軍演習場で行う予定であったが、フランス航空団助言取り入れ個々練習適した場所があらため選定された。 臨時航空練習委員のうち赤羽祐之少佐班長とする射撃班は、空中での実弾射撃流れ弾危害及ぼさないよう海岸または大きな湖沼近辺拠点とする必要から、静岡県浜名郡新居町現在の湖西市新居地区)に臨時施設建設のうえ、同年5月より教育指導が行われた。

※この「臨時航空術練習射撃班」の解説は、「明野陸軍飛行学校」の解説の一部です。
「臨時航空術練習射撃班」を含む「明野陸軍飛行学校」の記事については、「明野陸軍飛行学校」の概要を参照ください。

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