臨時列車としての運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 11:18 UTC 版)
「JR西日本221系電車」の記事における「臨時列車としての運用」の解説
新快速の原則223系への統一後も、神戸ルミナリエやなにわ淀川花火大会に合わせて運転される臨時新快速には本系列が充当されたことがある。また、春秋の行楽期の日曜・祝日に、野洲発大阪行きの定期回送列車(8両編成、大阪から福知山線快速)の京都駅 → 大阪駅間を、臨時新快速として客扱いしていたことがある。「ひまわり号」などの団体列車にも使用される。 かつて、瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」の臨時列車として、瀬戸大橋をわたって四国へ乗り入れたことがある。繁忙期に岡山電車区の115系運用(赤穂線や山陽本線経由で三原駅まで)を代走し、間合いで伯備線備中高梁駅まで入線したほか、117系とともに姫路駅 - 福山駅間(山陽本線経由)の臨時快速「チボリ号」や、その間合いで岡山駅 - 福山駅間で運行されていた快速「サンライナー」にも使用されていた。そのほか、下関総合車両所に入出場する際には網干車・奈良車・京都車とも山陽本線の下関駅まで入線した実績がある。 1990年代、夏季には「マリン白浜221」「マリン城崎221」、冬季には「きのさき」「味めぐり城崎カニスキ」などの臨時急行にも充当された。その際は中央の扉を締め切り、車内にゴミ箱を設置するなどの配慮がなされた。また、指定席車両を連結した行楽臨時列車(ホリデー号、後に指定席車両を廃止した「レジャー号」に移行)にも使用され、「○○ホリデー221」のヘッドマークや、「ホリデー」「レジャー」の種別幕が用意された。臨時快速「レインボー」(後に「天橋立ホリデー」に改称)として北近畿タンゴ鉄道経由で天橋立駅まで、「伊吹ホリデー221」や花博の臨時列車として、岐阜駅まで運行されたこともある。 臨時急行マリン白浜221(京都駅) 神戸ルミナリエで設定された臨時新快速(2009年12月13日) 下関総合車両所入場への回送
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