臨床診断基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 05:31 UTC 版)
1994年のコンセンサス会議において、診断基準が定められた。スコアが高いほど(6より高ければ)、悪性高熱症であると考えられる。 呼吸性アシドーシス(呼気終末二酸化炭素濃度が55 mmHgを超えるまたは動脈中の二酸化炭素濃度が60 mgHgを超える) 心臓の症状(原因不明の洞頻脈、心室頻拍または心室細動) 代謝性アシドーシス(塩基過剰-8未満、pH7.25以下) 筋硬直(重度の咬筋硬直を含む全身の硬直) 筋破壊(CK20,000/L以上、コーラ色の尿、もしくは尿や血清中の過剰なミオグロビン、カリウム6 mmol/l以上) 体温の上昇(38.8℃以上への急速な上昇) その他(ダントロレンによる症状の急速な回復、血清中のCK濃度の上昇の停止)。 家族歴(常染色体優性)
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