背番号26
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 21:50 UTC 版)
2003年3月31日の本拠地開幕戦(日本ハムファイターズ戦)で、前年オフに毎日スポーツ人賞文化賞を受賞した賞金で作成した「#26 Marines is My Life」横断幕(ビッグフラッグ)が初めてライト外野席に掲出される。それ以降、ファンの間で背番号26をファンのものとする動きが起きた。そして、千葉ロッテマリーンズ球団も2005年以降、背番号26をファンのための背番号とし、準永久欠番としている。実際に、2004年に酒井泰志が退団して以降、誰も着用していない。背番号26の由来は、日本プロ野球において、出場選手登録(ベンチ入り)メンバーのうち、実際に試合に出場できる試合前に指名された人数が25人であることによる、25に次ぐ「26番目の戦士」の意から。ロサンゼルス・エンゼルスの永久欠番になっているチーム創設者ジーン・オートリーの背番号26も、同様の理由から制定された。試合中はダグアウトの壁に、背ネームがなく背番号26だけが付いたユニフォームをハンガーで掛けている。試合後のヒーローインタビューでは、選手やマーくん(マスコットキャラクター)がそのユニフォームを掲げるなど、選手は常にファンと共に戦い、ファンへの感謝を表している。2006年以降チームのファンクラブ名としている「TEAM26(チームにじゅうろく)」もこれに由来する。 2005年3月27日の千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの開幕第2戦に於いて、ロッテが楽天相手に26-0で勝利するという偶然があった。 2006年に千葉マリンスタジアムの命名権をロッテが買い取る構想があった際、スタジアム名を「ロッテ26スタジアム(仮称、26は「トゥエンティシックス」と読む)」としていたものの、命名権購入計画が頓挫したため実現しなかった。 他にプロ野球チームでファンの番号を制定しているチームとして、楽天の背番号10、クリーブランド・インディアンス(MLB)の背番号455などがある。
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