聖池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:05 UTC 版)
第18王朝のトトメス3世が奉献したとされるが、長さ120メートル、幅77メートルにおよぶ現在の聖池は、第25王朝の時代に造成されたものであり、11段の階段を持つ。地下水で満たされた聖池は、神殿における水の供給源であり、神殿の儀式を行なう前に神官たちが自身を清める場所であった。 聖池の南側には、アメンの聖鳥とされたガチョウの飼育場があり、この聖鳥の囲い地より聖池に放鳥するための石造トンネルが通じていた。また、聖池の東方で発掘された神官の住居の遺構の場所は、今日開催されている「音と光のショー」の客席に覆われている。
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