タハルカ神殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:05 UTC 版)
第25王朝のタハルカの祠堂とも称される建物跡は、聖池の北西に位置し、地下には太陽神が毎夜、地下を旅して、毎朝再びスカラベとして復活する描画がある。 スカラベ像 タハルカの建物跡の前方に、第18王朝のアメンホテプ3世が太陽神アトゥム=ケプリ=ラーに捧げた赤色花崗岩のスカラベの像が、当初置かれた位置のままにある。太陽神は「朝のケプリ、真昼のラー、夕方のアトゥム」の3つの形態(側面)があり、アトゥムおよびラーと同一視された朝の太陽神ケプリは、スカラベ甲虫 (Scarabaeus sacer) の姿で表された。
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