美祢自動車試験場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 06:15 UTC 版)
「MINEサーキット」の記事における「美祢自動車試験場」の解説
2006年2月28日をもってサーキットとしての歴史を閉じ、同年5月18日にマツダの2つ目のテストコースである美祢自動車試験場としての開所式が行なわれた。主にマツダの新型車開発のテストコースとして使われる。2008年1月に「美祢市走ろう大会」と呼ばれる市民マラソン大会が開催された。2009年と2010年に「マツダコレッチィオーネ」が開催され、事前登録制で美祢自動車試験場が一般者に開放された。コースも先導車付きでパレードが行われた。 自動車試験場となった後サーキットには以下のような改修が行なわれた。 サーキットコースをぐるりと囲んでいた連絡用通路は、周囲の山を崩すなどして拡張整備され、道幅8m・全周2.9kmの周回路として走行テストに使用できるようになった。 メインゲートは廃止され、駐車場は半径80mの大型旋回場となった。サーキット時代のサブゲートが自動車試験場の正門として整備された。 メインストレート近くの駐車場(山側)は再舗装され、フリーフラットコースとなった。 路面のサーキット用の舗装は全面的に剥離され、一般道路用の舗装がなされた。またコースにセンターラインを引く案もあったが実施されなかった。 保有設備(マツダの投資家向けニュースリリース(2006年5月18日付)[リンク切れ]より) 既存設備総床面積 6,128.91m2(事務所他、地上工作物一切) 試験路 周回路(3.33km)、コントロールタワー、汎用試験路等 増設設備大型旋回場 車両旋回性能評価 高速平坦路 スラローム性能評価 中速ハンドリング路 欧州ハンドリング性能評価
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