縷紅新草
作者泉鏡花
収載図書石川近代文学全集 1 泉鏡花
出版社石川近代文学館
刊行年月1987.7
収載図書鏡花全集 巻24 小説
出版社岩波書店
刊行年月1988.8
収載図書薄紅梅
出版社中央公論社
刊行年月1993.2
シリーズ名中公文庫
収載図書鏡花小説・戯曲選 第10巻 懐旧篇
出版社岩波書店
刊行年月1995.2
縷紅新草
縷紅新草
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『縷紅新草』(るこうしんそう)は、泉鏡花の短編小説。鏡花の最後の作品で、1939年(昭和14年)の『中央公論』7月号に掲載された[1][2]。久しぶりに故郷・金沢に帰郷し墓参りをする初老の主人公「辻町糸七」に、自身の思いを仮託しながら、病苦をおして執筆した幽玄的な作品である[1]。この作品を発表した2か月後の9月7日に鏡花はこの世を去った[1][2]。
- ^ a b c d e f 「エロスの原形質(昭和元年-昭和14年・死)」(アルバム鏡花 1985, pp. 82–96)
- ^ a b 「略年譜」(アルバム鏡花 1985, pp. 104–108)
- ^ 「第一編 泉鏡花の生涯――赤まんまの詩」(浜野 2017, pp. 86–104)
- ^ 三島由紀夫・澁澤龍彦の対談「泉鏡花の魅力」(『日本の文学4 尾崎紅葉・泉鏡花』月報 中央公論社、1969年1月)。40巻 2004, pp. 394–403に所収
- ^ a b 三島由紀夫「解説」(『日本の文学4 尾崎紅葉・泉鏡花』中央公論社、1969年1月)。作家論 1974, pp. 30–39、35巻 2003, pp. 329–337に所収
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