統合作戦本部に任官
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「ヤン・ウェンリー」の記事における「統合作戦本部に任官」の解説
787年に士官学校を卒業し、少尉として統合作戦本部記録統計室に任官する。志望動機が上述の通りであり、10年勤め上げたら退役して退役軍人年金を貰うことしか考えておらず、勤務態度は勤勉とは言えず「ごくつぶしのヤン」「無駄飯食いのヤン」などと呼ばれ評価は芳しいものではなかった。しかし、宇宙暦788年(21歳/中尉)、惑星エル・ファシルから300万人の民間人を救出したことから評価が急転、少佐に昇進し、更に「エル・ファシルの英雄」と賞賛されて世の注目を浴びることとなった。なお、この時、救出した民間人の中に当時14歳で、後に自身の副官・妻になるフレデリカ・グリーンヒルがいる。 その後も退役し歴史研究家になるという本人の意志とは裏腹に最前線において武勲を重ね軍人として栄達を重ねる。ブルース・アッシュビー提督の謀殺疑惑についての調査、参事官として赴任した惑星エコニアの騒乱を経て、宇宙暦789年3月1日付で士官学校時代の教官であるシトレ中将が指揮を執る第8艦隊に作戦参謀として配属される。宇宙暦792年5月にはシトレ大将、士官学校卒業後に砲術士官として同艦隊に配属されたアッテンボローと共に第5次イゼルローン攻防戦に参戦している。同年7月頃に中佐に昇進。その後しばらくの軍歴は不明だが、ユリアン・ミンツを引き取った際には大佐に昇進していた。宇宙暦794年3月時点では宇宙艦隊総参謀長ドワイト・グリーンヒル大将の元で作戦参謀を務めており、ヴァンフリート星域の会戦、第6次イゼルローン攻防戦に参戦し、いくつかの作戦案を立案している。
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