結党および初期(2009-2011)
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「チェコ海賊党」の記事における「結党および初期(2009-2011)」の解説
チェコ海賊党は、政治的透明性、公民権、直接民主主義を求めて活動する学生主導の草の根運動として結党された。この党はもともとスウェーデンの海賊党に触発されたもので、こちらは党員の大部分がインターネットの自由に焦点を絞る単一問題の結社だった。しかし、チェコ海賊党は広範な政治基盤を築いていった。 2009年4月にウェブサイトが立ち上げられるや最初の2日で1800人が政党登録のオンライン請願書に署名した(チェコの法律では、登録のため1000人の署名を添えた申請用紙が必要)。5月27日に同党の登録申請書が内務省に提出され、6月17日に政党登録された。学生選挙では、海賊党が7.7%の票を獲得した。 2009年6月28日、プラハ近郊で決起集会が催され、そこで党幹部会が選出され、綱領の主な要素が宣言された。2009年10月末に初となる総会が開かれ、新たな幹部役員が選出され、イワン・バルトシュが党首になった。 同党は2010年5月の下院総選挙に参加し、得票は0.8%だった。 2010年12月、同党はウィキリークスに似た「パイレーツリークス(PirateLeaks)」と呼ばれる独自の国内版内部告発サイトを立ち上げた。同サイトは、チェコ政府や行政文書における腐敗の証拠に専念するジャーナリストのための主要情報源として意図されたものである。
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