経営の変転~終焉へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 01:56 UTC 版)
改築工事に伴う多額の負債を抱えて、事業主の日本都市計画は1999年に破産。この後、経営母体は変遷を続け、ホテル名も“マークスGホテル大阪”→“ホテルアンビエント堂島”→“堂島ホテル”と変わっていった。この間の2006年には、ロフト風の客室など、“オーセンティックモダン”をテーマに改装されている。2011年には婚礼事業が別会社による運営に移行、八芳園の協力で運営面の改善を進めていった。 2015年11月、ゴールドマン・サックスとウェルス・マネジメントがホテルの建物を取得。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおける『ハリー・ポッター』エリア開業やインバウンド需要の影響もあり、業績面では持ち直していたものの、度重なる所有者の変遷が建物の老朽化を進める結果となり、経営が難しくなった事から2016年末で建物の賃貸借契約を終了する事を決定。同年12月27日の宴会およびレストラン営業をもって閉館した。 跡地は外資系ブランドの誘致も視野に宿泊型ホテルが計画され、2019年にマリオット・インターナショナルと契約を結ぶ事を発表。2021年6月28日“アロフト(英語版)大阪堂島”としてオープンした。建物外観には旧ホテルのモチーフが継承されている。
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