級化層理とは? わかりやすく解説

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きゅうか‐そうり〔キフクワ‐〕【級化層理】


級化層理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 19:26 UTC 版)

級化層理(きゅうかそうり、英語: graded bedding)は単層[注釈 1]内において、砕屑物が下位から上位に向かって細粒化する構造のことで、堆積構造の一種である[1]:136級化構造とも呼称されることがある[2]:101


注釈

  1. ^ 層理面で区切られた地層のこと[1]:136
  2. ^ Bailey (1930)からの引用。

出典

  1. ^ a b 天野一男、秋山雅彦『フィールドジオロジー入門』1、日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会、共立出版〈フィールドジオロジー〉、2004年。OL 30402958M 国立国会図書館書誌ID:000007329920 全国書誌番号:20585031ISBN 978-4-320-04681-8NCID BA66873107OCLC 61181118
  2. ^ a b c 保柳康一、公文富士夫、松田博貴『堆積物と堆積岩』3、日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会、共立出版〈フィールドジオロジー〉、東京、2004年4月。OL 30536648M 国立国会図書館書誌ID:000007329924 全国書誌番号:20585030ISBN 978-4-320-04683-2NCID BA66873242OCLC 676428748
  3. ^ Dennis, John G. (1987-08-01). Structural Geology. William C Brown Pub. ISBN 978-0-697-00133-7. LCCN 86-71296. OCLC 848779401. OL 2746133M 
  4. ^ 岡田博友「堆積学を拓いた人々 (7):級化層理から混濁流学説への発展」『堆積学研究』第59巻、2004年、 55-61頁、 doi:10.4096/jssj1995.59.55ISSN 1882-9457NAID 40006422473国立国会図書館書誌ID:70905832020年12月26日閲覧。


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