紙幣肖像(韓国)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:55 UTC 版)
1902年から1904年にかけて、大韓帝国にまだ中央銀行がなかった時代に、第一銀行は在韓支店において第一銀行券を発行していた。その1円、5円、10円券には頭取の栄一の肖像が描かれていた。韓国統監となった伊藤博文は韓国に中央銀行(後の朝鮮銀行)を設立して、中央銀行に発券機能を担わせる施策への転換を図るべく栄一に協力を求め、栄一もそれに応じた。
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紙幣肖像
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日本を代表する経済人として、また初代紙幣頭(後の印刷局長)として日本銀行券(紙幣)の肖像の候補者として何度も選ばれた。日本銀行券C千円券(1963年11月1日発行開始)では肖像候補として最終選考にまで残ったが、当時は偽造防止のため肖像には髭のある人物を使っていたことから、髭のない渋沢栄一を採用することは難しく採用されることはなかった。この際に作成された候補案のデザインはお札と切手の博物館で展示されている。後に偽造防止の技術が向上し、髭の無い女性も使えるようになったこともあり、令和6年度(2024年度)上半期に執行予定されている紙幣改定により、一万円札に渋沢の肖像が採用されることになった。 韓国では、日本の新1万円札に渋沢栄一の肖像が採用されるというニュースが伝わると、韓国マスコミがこぞって過敏な反応を見せた。2019年4月10日の『ハンギョレ新聞』では「日本の新紙幣の人物は経済侵略の張本人」と報じ、日本政府が紙幣の肖像に渋沢栄一を採用したことが韓国人の感情を刺激するだろうと問題視している。この他にも、保守系の『中央日報』で同様に批判的な論調でこれを取り上げた。
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