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浦上春琴

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 15:50 UTC 版)

浦上 春琴(うらかみ しゅんきん、安永8年(1779年5月 - 弘化3年5月2日1846年5月26日))は、江戸時代後期の日本の文人画家。当時、鴨方藩士だった浦上玉堂の長子として備前国岡山(現岡山県岡山市)に生まれる。浦上秋琴は実弟。は選、を伯挙・十千、は春琴のほかに睡菴・文鏡亭・二卿。通称は紀一郎もしくは喜一郎。


  1. ^ 開館10周年記念特別展・出光美術館蔵『文人画名品展』(2003年4月25日~)図録48頁掲載
  2. ^ 「有斐斎受業門人帖」(『名家門人録集』上方藝文叢刊 1981)78~79頁所載。
  3. ^ 木崎愛吉・頼成一共編『頼山陽全書』(頼山陽先生遺蹟顕彰会 1931)「全伝」参照。
  4. ^ 文化10年刊『平安人物志』上巻・11丁に掲載。
  5. ^ 岐阜県所在史料目録 第58集『江馬寿美子家文書目録』56頁参照(岐阜県歴史資料館 2010)。
  6. ^ 『笑社論集』(文人画研究会、2021)111頁に掲載される「論画十首之一」詩書幅および翻刻を参照。尚、市川尚氏の「謝辞」に拠ると、本書における『論画詩』『続論画詩』の訳注作業は、浦上家史編纂委員会および岡山県立美術館の協力により「論画詩稿本」を実見して行われたものであることが解る。
  7. ^ 『日華録』大隅攀龍道人著、明治24年刊。
  8. ^ a b 『笑社論集』(『論画詩』『続論画詩』解説)文人画研究会、2021年9月26日。
  9. ^ 武田 2000, p. 99.
  10. ^ 武田 2000, pp. 99–100.
  11. ^ 『文人として生きるー浦上玉堂と春琴・秋琴父子の芸術』210~211頁に『論画詩』『続論画詩』および「論画詩」(草稿/校訂本)の一部が掲載されている。岡山県立美術館・千葉市美術館編、2016。『浦上玉堂関係叢書・資料編II』(22-43頁)浦上家史編纂委員会、2020年6月30日。
  12. ^ 岡山県立美術館編『雪舟と玉堂―ふたりの里帰り』(2021年2月10日発行)190頁掲載。
  13. ^ 辻惟雄監修・日本経済新聞社編『日本の美 三千年の輝き ニューヨーク・バークコレクション展』(2005)216頁掲載。
  14. ^ 天保13年跋。正宗文庫文人画研究会蔵。
  15. ^ 天保14年刊。正宗文庫文人画研究会蔵。


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