笑社とは? わかりやすく解説

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笑社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 21:31 UTC 版)

笑社(しょうしゃ)は、江戸時代後期、儒者の頼山陽が平安(京都)において活動の拠点とした文人結社の名。化政期(1804年 - 1830年)以降、平安(京都)や浪華(大阪)を中心に、文人の交遊は崎陽(長崎)・豊後(大分)・尾張名古屋)から北国街道北陸)・江戸(東京)・奥羽(東北)に至るネットワークを形成し、これにより、日本各地へ書画や煎茶の文化が拡がっていった[1]


  1. ^ 許永晝『読画稿』(文人画研究会 2015)「序―読画の前に―」参照。
  2. ^ 岡田孝男『史跡 頼山陽の書斎 山紫水明処』財団法人頼山陽旧跡保存会、1974年、8頁。
  3. ^ 『頼山陽全書』「全伝」第六期・文政6年(山陽44歳)12月21日に「笑社」の忘年会が鴨河東岸の酒楼にて開催された記事がみえるが、翌年文政7年(山陽45歳)11月、雲華(大含)の提案により、社名を「真率会」(真社)と改める記事がある。
  4. ^ 天保12年に刊行された『山陽遺稿』文集巻七にみえる原文と現代語訳は、『笑社論集』(文人画研究会 2021年)参照。
  5. ^ 『頼山陽全書』(頼山陽先生遺蹟顕彰会、1931年)「全伝」参照。


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