精興水車【セイコウスイシャ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11270号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興水車 よみ:セイコウスイシャ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 28日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「秀芳の力」に白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長は中、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、基部の形は凹、一次欠刻はやや深、葉裂片部の重なりの程度は重なる、表面の色、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さはやや厚、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花部の直径は極小、管状花数はかなり少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、外花弁の反り方は平、花弁の長さは大、幅はやや狭、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート3101)、裏面の色は黄白(同2902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は下向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや大、総ほうの大きさは大、花首の太さはやや太、長さはかなり短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「精興の誠」と比較して、葉の基部の形が凹であること、葉裂片縁部が重なること、花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「秀芳の力」に白色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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