粘土鉱物とは? わかりやすく解説

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ねんど‐こうぶつ〔‐クワウブツ〕【粘土鉱物】

読み方:ねんどこうぶつ

粘土主体をなす鉱物。カオリナイト・モンモリロナイトなどの含水珪酸塩(けいさんえん)が大部分で、風化作用熱水変質でできる。


粘土鉱物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 02:38 UTC 版)

イギリスウェイマス近郊にあるオックスフォード・クレイ英語版ジュラ紀

粘土鉱物(ねんどこうぶつ、英語: clay mineral[1])とは、粘土を構成する鉱物[2]、主成分は層状ケイ酸塩鉱物(フィロケイ酸塩鉱物)である[3]

概要

金属イオンアルミニウムナトリウムカルシウム等)とケイ酸が連結しできたシートが、層状に形成されている。このシートの間隙にや金属イオン、場合によっては有機物まで容易に取り込み放出することから、湿度調整やイオン交換性、触媒など、機能性材料として、生活用品をはじめ多様な分野で利用されている。また、セラミック素材や陶器の原料として利用されている。

主な粘土鉱物

脚注

  1. ^ 文部省 編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、100頁。ISBN 4-8181-8401-2 
  2. ^ a b c d 都城・久城 1972, p. 143.
  3. ^ 上原 2000, p. 100.

参考文献

関連項目

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