粉類・米粉とは? わかりやすく解説

粉類・米粉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:20 UTC 版)

和菓子」の記事における「粉類・米粉」の解説

米粉」も参照 粉類は米粉小麦粉中心となるが、蕎麦、黍、粟などを挽いた粉も使われる米粉は餅や団子、ぎゅうひ煎餅等の材料であり、小麦粉各種焼き物菓子生地など使用される。以下は米粉中心に解説する米粉粘り気の多いもち米よるものと、比較粘り少なうるち米よるものとに大別されるもち米を生のまま粉にしたものを餅粉(または求肥粉)と言い餅菓子やぎゅうひ、団子上新粉混ぜる)の材料となる。もち米加えながら潰し乾燥させたものが白玉粉(または寒晒し粉)であり、これもぎゅうひや、白玉団子材料となる。なお「ぎゅうひ」は水飴混ぜるもので、配合によって求肥餅とも求肥飴とも呼ばれ各種和菓子素材として広く用いられるもち米蒸したのち、乾燥させてつくる道明寺糒どうみょうじほしい)をあらく挽いたものが道明寺粉で、道明寺桜餅みぞれ羹素材となる。同じものを細かく砕いて焼いたものが新引粉(しんびきこ)で、落雁や、菓子仕上げに上からまぶして使うまぶし粉などに使われる道明寺粉に似るが、餅を焼いてから挽いたものはみじん粉(または寒梅粉と言い、これも各種生地のつなぎ材などに用いられている。 うるち米を生の状態で加工したものを新粉上新粉上用粉と言う。これは粒の細かさによって呼び分けられるもので、新粉がもっとも粒が大きく上用粉が粒が小さい。上新粉草餅柏餅、また餅粉と混ぜて団子粉をつくり団子材料とされる上用粉からはういろうや、薯蕷をまぜた薯蕷饅頭などが作られる

※この「粉類・米粉」の解説は、「和菓子」の解説の一部です。
「粉類・米粉」を含む「和菓子」の記事については、「和菓子」の概要を参照ください。

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