第II期線開業後
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「北総開発鉄道7000形電車」の記事における「第II期線開業後」の解説
1991年(平成3年)3月31日の第II期線(京成高砂駅 - 新鎌ヶ谷駅間)開業時より、京成電鉄・都営浅草線・京浜急行電鉄への4社局相互直通運転を開始した。それに伴い、1989年(平成元年)10月から1990年(平成2年)3月にかけて京成・都営・京急乗り入れ対応を中心にした以下の改造を行った。 つり革を全車両に取り付け。 座席の地色をオレンジから京成3600形などと同様のレッドに変更。 1990年12月に車両番号を7200番台とした中間電動車ユニット2両を増備して8両編成化され、以下の編成を組成した。この増備した偶数車に冷房などの補助電源装置としてMGに代えてSIV(静止形インバータ、BS483-B)を搭載した。既存の車両とは側面窓が2段式で上段が開閉可能となった点が異なる。7100番台の車号をもった基本編成の中間電動車と同様に界磁チョッパ制御で制動装置等同一としたが、駆動装置は7100番台の基本編成M車とは異なり6両(各編成中間電動車ユニット2両×3)共WNドライブを採用。主電動機は7100番台でも使用していた三菱電機製MB-3231-ACを搭載した。 ←羽田空港 7002-7104-7103-7202-7201-7102-7101-7001 7004-7114-7113-7204-7203-7112-7111-7003 7006-7124-7123-7206-7205-7122-7121-7005 この時点では先頭車は制御車だったが、乗り入れ開始後に制御電動車化改造をする前提だったので、京急側の特例で乗り入れ可能とした。 1992年7月に新京成電鉄との相互直通運転が廃止となり、不要となった空間波式列車無線は撤去された。
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