第9、第10、第11の哨戒 1944年5月 - 7月
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「ノーチラス (潜水艦)」の記事における「第9、第10、第11の哨戒 1944年5月 - 7月」の解説
5月29日、ノーチラスは9回目の哨戒でミンダナオ島方面に向かった。ノーチラスには便乗者R・V・ボーラー大佐を初め、弾薬、燃料、衣類など98トンの貨物が搭載された。これらは6月5日にミンダナオ島ツクランに無事揚陸された。6月7日には哨戒艇に対して魚雷を発射したが、命中しなかった。6月11日、ノーチラスは13日間の行動を終えてダーウィンに帰投した。 6月12日、ノーチラスは10回目の哨戒でネグロス島方面に向かった。ノーチラスはネグロス島バラトングに4名の人員と貨物を輸送し、6月20日に揚陸。代わりにドイツ人捕虜を含んだ避難民を収容した。また、6月14日と25日にはスクーナーに対して攻撃を行い、14日の攻撃で100トン級スクーナーを、25日の攻撃では30トン級スクーナーをそれぞれ撃沈した。6月27日、ノーチラスは15日間の行動を終えてダーウィンに帰投。避難民を上陸させた。 6月30日、ノーチラスは11回目の哨戒でフィリピン中部に向かった。7月9日、ノーチラスはパンダン島に22名の人員と12トンの貨物を揚陸し、レイテ島方面に移動。7月14日にゲリラ指揮官カングレオン大佐以下4名の人員と貨物をレイテ島サンロクに揚陸。ミンダナオ島にもアバケード大佐と特別な貨物を上陸させた。7月27日、ノーチラスは27日間の行動を終えてフリーマントルに帰投した。
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