第3、第4の哨戒 1944年1月 - 6月
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「ビルフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第3、第4の哨戒 1944年1月 - 6月」の解説
1944年1月19日、ビルフィッシュは3回目の哨戒で南シナ海およびインドシナ半島方面に向かった。2月1日深夜、ビルフィッシュは2隻の海上トラックを発見し、浮上砲戦で1,000トン級の海上トラックを撃沈し、900トンの海上トラックを撃破したと主張した。3月24日、ビルフィッシュは66日間の行動を終えてフリーマントルに帰投した。 4月18日、ビルフィッシュは4回目の哨戒でマリアナ諸島方面に向かった。5月21日朝、ビルフィッシュは北緯13度44分 東経140度46分 / 北緯13.733度 東経140.767度 / 13.733; 140.767の地点でパラオからサイパン島に向かう輸送船団を発見した。ビルフィッシュは9時25分に攻撃し、海軍徴用船睦洋丸(東洋汽船、2,726トン)に魚雷を命中させた。しかし、魚雷が命中した睦洋丸は沈没せず、護衛の第12号海防艦が漂流する睦洋丸の護衛をしつつ爆雷攻撃を行った。程なくして、ビルフィッシュは爆雷攻撃を逃れることができたが、結局睦洋丸は沈没しなかった。ビルフィッシュは8,500トン級の輸送船を撃沈し、8,600トン級の輸送船を撃破したと判断していた。翌22日にも攻撃を行ったが、こちらは成功しなかった。6月13日、ビルフィッシュは57日間の行動を終えて真珠湾に帰投した。
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