第3、第4の哨戒 1942年3月 - 1942年2月
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「スティングレイ (潜水艦)」の記事における「第3、第4の哨戒 1942年3月 - 1942年2月」の解説
3月16日、スティングレイは3回目の哨戒でジャワ海およびセレベス海方面に向かった。この哨戒で観測して攻撃した唯一の価値ある目標は、3月27日から28日にかけてセレベス島マカッサル沖で発見した天霧型駆逐艦あるいは時雨型駆逐艦であった。スティングレイは4本の魚雷を発射したものの、全弾が外れた。5月2日、スティングレイは48日間の行動を終えてフリーマントルに帰投した。 5月27日、スティングレイは4回目の哨戒でフィリピン方面に向かった。スティングレイはまずダバオ湾を哨戒し、次いでサンベルナルジノ海峡方面を哨戒した後、針路をマリアナ諸島方面に向けた。6月28日夕刻、スティングレイは北緯12度41分 東経136度22分 / 北緯12.683度 東経136.367度 / 12.683; 136.367の地点で、護衛艦を従えた2隻の船を観測し、直ちに射程距離に接近した。最初の船に向かって4本の魚雷を発射。魚雷は特設砲艦西京丸(日之出汽船、1,291トン)に命中し、これを撃沈した。その後もグアムの周囲で哨戒を継続した。7月15日、スティングレイは50日間の行動を終えて真珠湾に帰投した。この後実施された改装で、スティングレイは2基の外部魚雷発射管が、艦前方の甲板より下の位置に装着された。これにより、艦首方向の魚雷射線数を、理想とされた6つにすることが出来た。
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