第2部:魔界編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:42 UTC 版)
魔法のチケットを全て使い切り、柴木は命を落とす。修業を完遂したるるもは、チケットの真実を知り絶望し、最後までちゃんと感謝の言葉を言えなかったことを後悔する。自分のことを地上の人々の記憶から消し、魔界へ帰ったるるもは無事に魔女へ復格。柴木に一言言いたいと強く願い、ハルリリとその部下三魔女と共に、るるもは「魂晶のカベ」へ侵入し柴木の魂晶を持って行こうとする。しかしそこに彼の魂晶は無かった。 通常業務に戻るも昔と同じく酷いいじめに遭い、心が蝕まれていくるるも。ついに魔女を辞めようと思ったある日、魔界の町で柴木に再会する。実はハルリリの使い魔ミミがこっそり柴木の魂晶を持ち出し、人造ボディに移していたのだった。再会を喜び涙するるるもを見て自分の想いに気付く柴木だったが、るるもは魔界管理局に捕まえられる。大量の魂晶強奪の罪を擦り付けられ、るるもは極刑の判決が下される。柴木とハルリリらはるるもを救おうと魔界管理局に乗り込み苦戦しつつも、命からがら地上へと脱出する。 生前の姿を模した人造ボディは崩れ、柴木はスペアボディの少女の姿となってしまう。柴木の高校に出来た境界のヒズミを利用し、魔界に戻り魔王へ裁判のやり直しを上申することを決め、少女姿となった柴木はるるもやハルリリと共に高校へ潜入する。そこでようやく、るるもはようやく感謝の言葉を柴木に伝えた。一方の柴木も、るるもに自身の想いを告げる。魔界の追手が迫る中、魔界へ急ぎ突入した柴木とるるもは何とか魔王の元へたどり着くが、魔界のシステムに恨みを持つ保安部隊長・ジロのクーデターにより魔王は滅殺され、彼女は新たな魔王になることを宣言する。しかし魔王は無事であり、膨大な魔力を以って全ての決着をつける。魔王に願いを叶えられ、柴木は元の肉体へ戻り地上に帰ることが出来るようになったが、それは同時にるるもとの別れを意味していた。
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