第11留 -十字架が立てられる-とは? わかりやすく解説

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第11留 -十字架が立てられる-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 06:09 UTC 版)

ヴィア・ドロローサ」の記事における「第11留 -十字架が立てられる-」の解説

11留は聖墳墓教会内にあるゴルゴタの丘の(場内から向かって右側設置されており、フランシスコ会管轄下にある。壁によって隔てられる以前は、第10留から第11留への移動には数段段差上るだけですんだのだが、現在のところは一旦地上降り教会入場してから改めゴルゴダの丘上る必要がある純銀製の祭壇1588年メディチ家フェルディナンド1世から寄進されたものである礼拝堂現在の装飾1937年にアントニオ・バルルッチによって改修されている。天井中央には、十字軍時代制作されモザイク画かろうじて残されており、そこにはイエス肖像描かれている。それ以外モザイクは、天井をP・ダッチアルディ、壁面をL・トリフォグリオが担当しており、両者とも、十字架に釘で打ち付けられるイエス十字架の下でたたずむ婦人たち、イサクの燔祭モチーフ選んでいる。イサクの燔祭は、キリスト教では伝統的にイエス十字架刑予兆暗示と見なされている。それは、アブラハムひとり息子イサク生贄として捧げなければならなかったのと同じように、神もまた、人類の罪を購うためにひとり息子イエス捧げたという神学に基いている。十字架掛けられるイエスは以下のように描写されている。 「 「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々イエス十字架につけた犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。 〔そのときイエス言われた。「父よ、彼らをお赦しください自分何をしているのか知らないのです。」〕人々はくじを引いてイエスの服を分け合った。 -『ルカによる福音書』 23:3323:34

※この「第11留 -十字架が立てられる-」の解説は、「ヴィア・ドロローサ」の解説の一部です。
「第11留 -十字架が立てられる-」を含む「ヴィア・ドロローサ」の記事については、「ヴィア・ドロローサ」の概要を参照ください。

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