第1次Vプロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:24 UTC 版)
「電脳戦機バーチャロン」の記事における「第1次Vプロジェクト」の解説
Vプロジェクトは第1次(BBBユニット復元およびC.I.S.突入実験)と第2次(バーチャロイド開発計画)の2つがある、この第1次VプロジェクトはV.C.87年にDN社による第4次月面遺跡(ムーンゲート)発掘調査にて全身50mはあろうかと思われる巨大人型構造体とおもわしき残骸が発見された。DN社はこれを「バーチャロイド」と命名した、この構造体は頭部と思われる部分のみかろうじて原型を留めておりこの頭部部分のユニットは「BBB(バル・バス・バウ)ユニット」と命名された。このユニットには複製Vクリスタルが組み込まれていてこれを作り出した存在はVクリスタルを複製し制御することでCISを自由に往来する技術を実用化していたと思われておりこの巨大人型構造体全身の復元こそ困難であったが頭部の復元に限定すれば復元の見込みがあった。このユニットの復元に成功すればC.I.S.突入への実現の大きな足がかりになることからV.C.88年にDN社最高幹部会はBBBユニットの復元作業を最重要課題に指定しVプロジェクト(第1次)を立ち上げた。その後0プラント主導によってBBBユニット起動の補助ユニットとしてBBBユニットの簡易版である「V.コンバータ」その制御OSの「M.S.B.S.」が開発されV.C.8f年に第1回起動実験が行われた。結果はBBBユニットに内蔵された複製Vクリスタルが暴走し、0プラントは多くの優秀な科学者と共に施設の2/3がCISへと転送され消失する大惨事となり実験は失敗に終わった。その後もBBBユニットの復元ユニットは試作7号機まで作られ起動実験も第3回まで行われたが目立った実績を上げることもできずDN社最高幹部会よりプロジェクト中止の命令が通達された。バーチャロイドの一覧#第1世代VR#バル・バス・バウも参照。
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