第一回国勢調査記念章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 23:22 UTC 版)
第一回国勢調査記念章 箱 表面 裏面 第一回国勢調査記念切手(1銭5厘) 記念切手と記念章に用いられた、再現された大化年間の国司の姿 第一回国勢調査実施記念の表彰として制定された。章の表面の国司の図は、樋畑雪湖が第一回国勢調査記念切手の制作に際して、『日本書紀』より大化の改新の時期に当たる大化元年9月甲申の日の「遣使者於諸国録民元数」という記述に取材して高橋健自とともに再現した大化年間の国司の姿を、畑正吉が原型製作したものである。 制定法令 - 第一回国勢調査記念章制定ノ件(大正10年6月16日勅令第272号) 授与対象 - 第一回国勢調査に関与した者 意匠章 - 直径1寸の円形・青銅表面 - 戸籍の巻物を手にした大化年間の国司の図を菊花形の輪郭で囲む 裏面 - 中央に右横書き4行で「大正九年 国勢調査 記念章 十月一日」と記す 綬 - 幅1寸2分・配色は中央に白色、左右に紫色、両縁に白色線を並べる
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