空港内でのおもな航空機事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 20:01 UTC 版)
「成田国際空港」の記事における「空港内でのおもな航空機事故」の解説
2001年12月1日:着陸して駐機場に移動中のミュンヘン発のルフトハンザドイツ航空714便、エアバスA340-300型機の主翼が離陸のため誘導路に停止中のソウル行き日本エアシステム253便、エアバスA300-600R型機の尾翼に接触した。怪我人はなかった。 2003年1月27日:ソウル発の全日本空輸(運航はエアージャパン)908便、ボーイング767-300(JA605A)がB滑走路への着陸に失敗し約70メートルオーバーランし草地に突っ込み、誘導路灯や滑走路末端補助灯を壊して停止。けが人はなかった。詳細は全日空機成田空港オーバーラン事故を参照。 2009年3月23日:広州発のフェデックス80便、マクドネル・ダグラス MD-11F貨物機が、6時49分にA滑走路への着陸に失敗。左主翼が接地し反転、滑走路脇で炎上、操縦士と副操縦士の両名が死亡した。開港以来初の航空機墜落全損死亡事故となり、事故後A滑走路は開港以来最長の26時間21分にわたり閉鎖された。詳細はフェデックス80便着陸失敗事故を参照。 2018年7月30日:15時45分ごろにモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港発エアカナダ5便(ボーイング787-8型機、機体番号:C-GHPV)が、B滑走路に着陸後、建設中の誘導路に誤進入して身動きが取れなくなった。このためB滑走路は22時ごろまで閉鎖され、4便が欠航し、ほかの飛行機も約4時間程度の大幅な遅延・ダイバートが発生した。乗客・乗員212人にけがはないが、機内に着陸後約5時間閉じ込められ、その後トーイングカーで牽引して第1ターミナルに到着した。誘導路へ誤進入した原因は調査中。
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