空港側の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 09:43 UTC 版)
人口約2000万人の大都市であるメキシコシティにおいて、有名人となった野原には空港へ訪れる人たちから、記念撮影の謝礼としての衣服や食物が提供されるなど、日々の生活は何不自由ないものであった。しかし、ネックとして清潔さに無頓着であるのが目立つようになり、このままでは野原自身の健康を害するとして、周りから衛生状態の悪さが懸念され始める。空港の責任者は、前述のとおり野原が滞在する権利を認めていた。空港側へのクレームは特になかったという。野原のお気に入りの場所はカフェテリアの椅子で、座ったままテーブルにもたれて眠るのを好んだ。そのせいで足がうっ血して腫れるなどしたため、事態を重く見た責任者は日本大使館に協力を求めるが、「12月には帰国する予定」であると確認できた程度であった。映画「ターミナル」との関連をブルームバーグの記者から問われると、責任者は「明らかではない」と答えた。しかし野原はインタビューで映画の続編が自分であるのを仄めかしている。
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