移動体通信業界における純増数とは? わかりやすく解説

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移動体通信業界における純増数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/05 06:57 UTC 版)

純増数」の記事における「移動体通信業界における純増数」の解説

携帯電話・PHS業界では、純増数の定義は「新規契約者数-解約者数」である。主に、新機発売時や卒業入学入社シーズン前後に増える傾向にある。逆に新機発売前などは減る傾向にある。 2007年12月現在、日本では携帯電話・PHS普及率80%を超え純増数以前よりも減少している。こうした動きを受け、純増数多さ競うやり方疑問符を持つキャリア出ている。 また、機種変更時や新規購入時に、携帯端末割り引く条件として、必要の無い携帯ネット回線付随している写真立て子機称して端末無料月額数円で、複数強制契約させることで、純増数増やしている携帯事業者存在しているころが知られている。また、法人に対して端末代を無料で、月額利用料980円の2年分を一括キャッシュバックする条件で、中小企業NPO法人などに、端末回線寝かせてもらうことで、純増数増やすなどの取り組み行っていることが知られている。これらの行為により、純増数累計数の信頼性大幅に失われしまっているというのが、現状である。 純増数1996年より毎月第5営業日電気通信事業者協会より発表されていたが、顧客獲得のために過剰なキャッシュバックをあおるなどの問題で、2014年4月以降四半期ごとに発表する形式変更された。

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