ひふりゃく【秘府略】
秘府略〈巻第八百六十八/〉
主名称: | 秘府略〈巻第八百六十八/〉 |
指定番号: | 67 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.03.29(昭和27.03.29) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 紙背秀房対策案等 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
秘府略〈巻第八百六十四/〉
秘府略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/05 05:07 UTC 版)

『秘府略』(ひふりゃく)は、平安時代前期の天長8年(831年)に編纂された日本最古の類書(一種の百科事典)である。淳和天皇の勅により、滋野貞主が編纂した。元は1000巻あったが、写本2巻のみ現存。
概要
中国の『太平御覧』に先行する大部の類書である。中国の類書を参考に、漢籍(中国の書籍)から記事を引用して、項目ごとにまとめている。「秘府」は宮中の書庫の意。
現存するのは「百穀部」の一部(巻864、成簣堂文庫蔵)と「布帛部」の一部(巻868、尊経閣文庫蔵)のみである。
関連項目
外部リンク
- コトバンク「秘府略」[1]
- 秘府略 - 近代デジタルコレクション巻864「百穀部」(続群書類従)
- 小島憲之「平安朝述作物の或る場合:「類書」の利用をめぐって」[2]
秘府略と同じ種類の言葉
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