秋田プチホワイト【アキタプチホワイト】(草花類)
登録番号 | 第11418号 | |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | 秋田プチホワイト よみ:アキタプチホワイト | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 秋田県 | |
品種登録者の住所 | 秋田県秋田市山王四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柴田浩、斎藤洋、有野賢三、菅原修、高橋一子、高橋弥生、工藤寛子、間藤正美、飯塚文男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「モンブラン」に「アポロ」を交配して育成されたものであり、花はやや小輪の黄白色でスカシユリ型の切花、鉢物及び花壇向きの品種である。草丈は50~74㎝、茎の直径は10.0~14.9㎜、上部の色は淡褐、中部及び下部の色は褐、毛じは無、節間長は茎の中央部は5~9㎜、止葉下は40~59㎜である。葉序は3/8、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は20~29㎜、葉長は9~11㎝、光沢は有、数は中、着生角度は30~59゜である。つぼみの形はⅡ型、花の向きは15~29゜、花房の形状は総状花序、全体の形はスカシユリ型である。花径は90~119㎜、内花被の幅は30~39㎜、長さは6~8㎝、外花被の幅は20~29㎜、長さは6~8㎝である。花色は花弁の基部、地色、中肋部、縁部及び裏面ともに黄白(JHS カラーチャート2701)である。内花被1枚の斑点の数は1~9、外花被は0、つぼみの色は明黄緑(同3504)、内花被の形はⅦ型、外花被の形はⅠ型、内花被先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅦ型、外花被先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅨ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、やくは無、第1花梗の長さは60~89㎜、花梗の太さは中、色は淡褐、花梗への葉の着生は有、第1花梗の向きは30~59゜、1花茎の花数はやや多、花の香りは無、開花期は中である。「モンブラン」及び「アポロ」と比較して、花弁の地色が黄白であること、やくが無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に秋田県農業試験場(河辺郡雄和町)において、「モンブラン」に「アポロ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「プチリリー」であった。 |
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