福祉バスの歴史
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福生市ではコミュニティバスの導入検討もあったが、調査でも採算面から有料のコミュニティバスの導入は非常に難しいと判断し、従来からある福祉センターの無料送迎バスを拡充する形で、2008年5月7日から、2台、2コースによる市内福祉施設などを循環する福祉バスの試行運行を開始した。同年10月には時刻変更して利便性を高めている。 2年間の試行運用を経て、2010年4月1日に本格運行を開始した。現行の福生コース・熊川コースに再編され、新型車両でノンステップバスの日野・ポンチョを2台導入した。本格運行開始日にはバスの起終点となる福祉センターで出発式が行われ、市長らによるテープカットとバス運転手への花束贈呈が行われた。出発式典の様子は、西多摩地域の地方新聞『西の風新聞』でも報道された。 バス車両の愛称「つつじ号」・「もくせい号」は福生市の木・花にちなむ。 利用者はさまざまな交通弱者が想定されているが、実際には高齢者が大半を占め、市役所や公共施設の利用だけでなく、通院や買い物など幅広く利用されている。[要出典] なおこの事業は、防衛省の補助金の活用によって行われている。 また、有償の乗合バス化して誰でも乗れるようにしてほしいという意見も根強いとして、その実現を政策に掲げている市議会議員・政党もある。 車内。運転席側シートを2人掛けとして座席数を増やしている。 停留所。バス停ポールは無く、路面にマークと時刻表を表示している。
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