研究者・団体役員としての顔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 14:40 UTC 版)
「リチャード・ホルブルック」の記事における「研究者・団体役員としての顔」の解説
公職から離れていた時期でも外交官の経験や経済界との繋がりを生かし、外交・安全保障などの分野を中心に、シンクタンクやNGOなど各種団体の役員に名を連ねるなど、民間レベルでの活動に深く携わっていた。 特に外交・安全保障問題については、外交問題評議会(CFR)や国家安全保障ネットワーク(英語版)(NSN)、国際戦略研究所(IISS)といった複数のシンクタンクに在籍していた経歴を持つ。このうち、CFR在籍時には理事会メンバーに名を連ねていたことがあるほか、NSN在籍時にも同ネットワークの諮問委員会メンバーに名を連ねていた。また、ズビグネフ・ブレジンスキーやデイヴィッド・ロックフェラーが中心となって設立した日米欧三極委員会にも、「公職にあった経歴を持つ人物」の1人として参加していた。 また、地元ニューヨークで活動する団体にも所属しており、市民生活の向上を目指した活動を行うニューヨーク市民委員会(The Citizens Committee for New York City)や、ニューヨークの経済人が多く所属するニューヨーク経済クラブ(英語版)(The Economic Club of New York)に参加していた。 この他にも、「ベルリン・アメリカン・アカデミー」と「エイズ・結核・マラリアに関する世界経済界連合」の2団体については、前述のようにその設立や運営に深く関わった経歴を持っており、特に後者についてはオバマ大統領からアフガニスタン・パキスタン担当特使に任命されるまで代表を務めていた。また、アジア問題についての研究を行うNGOであるアジア・ソサイエティ(英語版)の会長を務めたほか、アメリカ自然史博物館、マラリア・ノー・モア(英語版)、安全なアメリカのためのパートナーシップ(英語版)(PSA)、全米民主主義基金、セルジオ・ヴィエイラ・デ・メロ(英語版)記念財団 など多くの組織で役員や諮問委員を務めていた。
※この「研究者・団体役員としての顔」の解説は、「リチャード・ホルブルック」の解説の一部です。
「研究者・団体役員としての顔」を含む「リチャード・ホルブルック」の記事については、「リチャード・ホルブルック」の概要を参照ください。
- 研究者・団体役員としての顔のページへのリンク