研究内容・業績・人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 00:48 UTC 版)
日本における東南アジア研究で最も著名な一人であるとともに、外国語の達人を自称した。主たるフィールドの言語であったタイ語はもとより、英語、ドイツ語、イタリア語、ラテン語、ビルマ語、カンボジア語、シンハラ語など多くの言語を研究した。 タイの葬式時に頒布される個人の略歴や地域史を記載した本(通称「葬式本」)の収集を行ったことで知られる。タイ司法省官僚チャラット・ピクンから譲りうけた葬式本・貴重書コレクション9,000冊を京都大学東南アジア研究センターに納め、目録の作成に尽力。現在、タイ国外で最大規模の葬式本コレクションとなっている。また、仏教書三印法典のコンピューター検索システム『三印法典コンピュータ総辞索引』の開発に携わった。
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