相次ぐ諸侯の反乱とは? わかりやすく解説

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相次ぐ諸侯の反乱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 16:15 UTC 版)

ヘンリー4世 (イングランド王)」の記事における「相次ぐ諸侯の反乱」の解説

だが、治世の初期からヘンリー4世続発する反乱苦しめられ1400年1月リチャード2世寵臣謀反容疑捕らえられた。元エクセター公ジョン・ホランドと甥の元サリートマス・ホランドソールズベリー伯ジョン・モンタキュート、元グロスター伯トマス・ル・ディスペンサーの4人は公現祭ヘンリー4世暗殺計画していたが、すぐに発覚して全員処刑された。しかし、これはまだ始まりに過ぎなかった。 同年ウェールズ豪族オワイン・グリンドゥールオウェイン・グレンダワー)が反乱起こし15年にもなる長期戦開始された(1400年 - 1415年)。スコットランド貴族ダグラスアーチボルド・ダグラス英語版)も北イングランド荒らし回り反撃向かったノーサンバランド伯父子1402年9月14日のホームドンの丘の戦い英語版)でダグラス伯を捕虜にする勝利を飾ったが、ヘンリー4世ダグラス伯の引き渡しスコットランドからの身代金要求したことでパーシー家とも対立、彼らをダグラス伯とグリンドゥールへ結びつけてしまった。 ヘンリー4世反乱軍討伐向かい1403年7月21日西部シュルーズベリー近郊ホットスパーダグラス伯の軍勢激突したシュルーズベリー戦い英語版))。この戦いに勝ちホットスパー討ち取ったヘンリー4世戦闘参加していなかったノーサンバランド伯赦免したが、グリンドゥールの反乱は収まらずフランスがグリンドゥールを支援ノーサンバランド伯1405年ヨーク大司教リチャード・スクループ、ノーフォーク伯トマス・モウブレーらと組んで再度反乱を起こすなど尚も苦境悩まされた。だが、長男ヘンリー王太子(後のヘンリー5世)、ウェストモーランド伯らの働きもあってそれらは鎮圧され大司教ノーフォーク伯処刑スコットランドへ逃げ延びノーサンバランド伯1408年にブラマム・ムーアの戦い英語版)で敗死して北イングランド安定見せた。グリンドゥールも討伐向かった王太子軍勢破られる中で行方不明となり、ウェールズ情勢落ち着いたことで晩年治世安定した

※この「相次ぐ諸侯の反乱」の解説は、「ヘンリー4世 (イングランド王)」の解説の一部です。
「相次ぐ諸侯の反乱」を含む「ヘンリー4世 (イングランド王)」の記事については、「ヘンリー4世 (イングランド王)」の概要を参照ください。

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