発電所概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 03:12 UTC 版)
「ワルザザート太陽熱発電所」の記事における「発電所概要」の解説
この発電所は、太陽熱を利用して汽力発電を行う複数の発電機が備えられており、さらに溶融塩を利用した蓄熱装置も装備している。これらが主力設備であり、2019年4月現在、合計で最大で510 MWの出力を擁する。また、これらとは別に太陽電池による発電パネルも併設して、昼間の電力供給を補っている。つまり、その分で太陽熱発電機の出力に回す太陽熱を、蓄熱装置へと蓄えられる事を意味する。蓄熱装置に蓄えた太陽熱は、夜間など太陽熱が得られない時間帯に利用して、汽力発電を実施する。 なお、2019年4月の段階で、この発電所の敷地面積は、25 km2に達していた。 発電所の建設は、スペインの企業共同体の協力を得て、モロッコ太陽エネルギー庁(MASEN)も関与したワルザザート太陽共同体(Ouarzazate Solar Complex)によって行われた。 2013年12月 2015年12月 2019年3月
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