番組内容の指摘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 08:19 UTC 版)
「奇跡の扉 TVのチカラ」の記事における「番組内容の指摘」の解説
番組開始時点から、「被害者や遺族の配慮も考えない制作者サイドの暴走行為」・「子供が見ている時間で流す番組ではない」などといった批判が存在していた。時間帯にそぐわないことが理由とされ、毎回放送終了後に苦情の電話も多く寄せられ、番組終了の直接の原因ともなった。「視聴率稼ぎの偽善」などの意見もあった。番組末期には、超能力捜査官と称される人々が捜査活動や番組構成上のメインとなっていったことも批判の対象とされた。「事件被害者が性風俗の職業に就いていた」といった被害者のプライバシーや遺族の立場を無視した取材やコメンテーターのコメントなども存在した。 最終回特番ではリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件を取り扱ったが、「被害者の遺族に対して配慮のない対応が多い」・「超能力捜査があまりにもふざけていて、しかも別事件の捜査を重要視しているのでは捜査自体に意味があるとは思えない」といった苦情が相次いだ。『週刊新潮』2007年7月12日号において『殺害「英語教師」の両親が見させられたテレ朝「霊視バカ番組」』の見出しで取り上げられ、「遺族を単に視聴率稼ぎに利用しただけ」と痛烈に批判している。
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