画角情報 (テレビ放送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/04 17:15 UTC 版)
画角情報(がかくじょうほう)とはデジタルテレビ放送における放送信号に付される識別制御情報の一つである。実際の運用としては主にハイビジョン放送用信号で用いられ、4:3画面アスペクト比への変更表示を自動識別するための付加情報。映像信号フォーマット全体の画面アスペクト比を示す値とは別なもの。技術書・解説書などでは「パンベクトル」として表現されている[1][要出典] [信頼性要検証]。「画角情報」・「パンベクトル」いずれも同じものを示す。
- ^ 資料54-4 答申(案)(平成28(2016)年5月19日、情報通信審議会情報通信技術分科会 放送システム委員会(第54回)[1]、総務省 (日本))
- ^ a b 額縁放送は16:9画面サイズのテレビで視聴した場合も起こりえる。そられついての詳細は額縁放送の記事を参照の事。
- ^ 地上デジタル放送ではほぼ例に漏れず額縁放送になるアップコンバート番組は、画角情報なしで「16:9/1080i」の表記。民放BS各局では混在状態。
- ^ 2007年~2008年初頭の時期にBS日テレのテレビショッピング番組の一部で使用されていた。
- ^ BSハイビジョン放送やNHKワールドでも4:3画角番組(4:3画面サイズ用の撮影映像をアップコンバートによりハイビジョンフォーマット映像信号に変換したもの)があるが、これらのチャンネルでの4:3映像番組のほとんどは4:3画角情報を付加しない「16:9/1080i」として放送されている。従って解像度の変更の影響を考慮する必要がないためこのような処置は行なわれない。
- ^ 接続したデジタル放送対応型単体チューナーの出力映像制御が4:3画角情報に対応していない機器の場合は対象外。確認不可能となる。
- ^ 画角情報有りの映像信号をD3接続で出力先を16:9型ワイドにした場合、ピラーボックス形式の通常のアプコンタイプのハイビジョンフォーマット信号(1080フォーマットの映像信号・放送信号)として表示される。
- ^ 画角情報が有る放送映像信号は全てハイビジョンフォーマット信号(1080フォーマットの映像信号・放送信号)になる。
- 1 画角情報 (テレビ放送)とは
- 2 画角情報 (テレビ放送)の概要
- 3 番組・映像の表示中における画角の変更
- 4 画角情報の確認方法
- 画角情報_(テレビ放送)のページへのリンク