現行の楽曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:48 UTC 版)
「全国高等学校野球選手権大会」の記事における「現行の楽曲」の解説
栄冠は君に輝く 作詞:加賀大介、作曲:古関裕而 戦後の学制改革を受けて1948年(昭和23年)の第30回大会より大会名が「全国高等学校野球選手権大会」へ改称されたことに伴い、2代目の大会歌として制定された。応募総数は5,252篇で入選者は石川県の「加賀道子」名義であったが、後に実作者である中村義雄(後に「加賀大介」へ改名)が当時婚約していた夫人(旧姓:高橋)の名前を借りて応募していたことを名乗り出たため、作詞者の名義が変更された。 最初のレコード吹き込みは伊藤久男とコロムビア男声合唱団で、1949年(昭和24年)に日本コロムビアから発売された。2021年(令和3年)の第103回大会開会式では、前年に放送されたNHK連続テレビ小説「エール」に出演した山崎育三郎がアカペラで独唱した。これは、同年に開催される予定だった第102回大会が新型コロナウイルス感染症の影響で、中止になったことにより1年後に実現したものである。 全国中等学校優勝野球大会行進歌 作詞:富田砕花、作曲:山田耕筰 1935年(昭和10年)の第21回大会開会式で初演奏が行われ、戦後も変わらず行進曲として使用され続けている。作詞は新旧2代の大会歌のような懸賞公募ではなく朝日新聞社が詩人の富田砕花に依頼したものだが、甲子園の本大会では歌唱されたことが無いため一般には山田耕筰が作曲したインストゥルメンタルのみが知られている。発表時には内本実の歌唱で日本コロムビアがレコードを製造した。
※この「現行の楽曲」の解説は、「全国高等学校野球選手権大会」の解説の一部です。
「現行の楽曲」を含む「全国高等学校野球選手権大会」の記事については、「全国高等学校野球選手権大会」の概要を参照ください。
- 現行の楽曲のページへのリンク