現行の条件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:21 UTC 版)
相撲部屋を新設して師匠になるための条件。以下の条件のいずれかを満たすことが必要(2006年9月28日より適用)。横綱もしくは大関経験者 三役(関脇・小結)通算25場所以上 幕内通算60場所以上(番付制限なし) 一般的な襲名の条件。新規部屋の師匠としての独立は認められない。以下の条件のいずれかを満たすことが必要(1998年5月1日より適用。後に変則的な特例を採用)。最高位が小結以上 幕内在位通算20場所以上 十両以上(関取)在位を通算30場所以上 2013年12月20日に「関取在位通算28場所以上なら、名跡の前保有者と師匠、保証人の親方の願書があれば、理事会でその是非を決定する」という規定を同年11月17日の理事会で追加していたことが相撲協会から発表され、関取在位期間については事実上2場所短縮された。この規定により名跡を襲名したのは2013年12月の11代君ヶ濱(寶千山幸観)、2019年3月の13代秀ノ山(天鎧鵬貴由輝)である。 既存の相撲部屋継承者として承認された場合には、次のいずれかの条件に緩和される。幕内在位通算12場所以上 十両以上(関取)在位を通算20場所以上、番付制限なし この条件で名跡を取得した者は、2021年時点で11代宮城野(金親和憲)と21代春日山(濱錦竜郎)の2名である。なお、この資格者が後に師匠の座から退いても、引き続き相撲協会に年寄として残ることは可能である。
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