狗奴国
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狗奴国(くぬのくに/くぬこく[1][2]、くなのくに[3]/くなこく[4]、こなのくに/こなこく)は、中国の三国時代の歴史書『三国志』(西晋の陳寿の作)のうちの『魏書』の中の「東夷伝倭人の条」に記載されている邪馬台国と対立していた倭人の国である。『後漢書』東夷伝では拘奴国と表記する。
- ^ 三省堂大辞林 1993
- ^ 小学館日本大百科全書 1998
- ^ 岩波書店広辞苑第六版 2008
- ^ 平凡社世界大百科事典 1998
- ^ 水野祐『日本古代国家―倭奴国・女王国・狗奴国』(紀伊国屋新書、1966年)
- ^ 稲冨伸明「狗奴国国邑推定地東方丘陵」『季刊邪馬台国141号』梓書院、2021年12月
- ^ 白鳥庫吉「倭女王卑弥呼考」『白鳥庫吉全集』(岩波書店、1969年)など多数
- ^ 『卑弥呼考』雑誌「藝文」明治43年(1910年)5,6,7月号所載
- ^ 『失われた九州王朝』
- ^ a b 白石太一郎『古墳とヤマト政権』(文春新書、1999年)
- ^ 山田孝雄「狗奴国考」『世界 83号』(京華日報社、1910年)など
狗奴国
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くなこく。周りを山に囲まれ、それ自体を砦とする強力な単独国家。馬を用いた馬上戦闘や一鋳式の青銅剣をとりいれ、邪馬台国に対抗する。ヒメキコソを中心とし、安定した政治が行われている。 ヒメキコソ 狗奴国国王でライカの父。戦のときは国王でありながら先陣を切る勇敢さ、自国民であろうと九を救うため一を躊躇無く斬り伏せる苛酷さを持つ人物。キジノヒコの攻撃を軽々とかわす程の実力を持つ。重い病を患っており、死ぬ前に邪馬台国を手中に入れることを目標とするも寸前で息を引き取る。 エンギシ 狗奴国の宰相。ヒメキコソに忠誠を誓っており、後にライカにも仕える。 リン 元々、狗奴国で馬の世話をしていた女だが、ライカに惚れ、力になる為に女であることをやめて狗奴国の兵士として従軍する。外つ国から狗奴国に残されていった象を使いこなす。 夜美(やみ) 女でありながら狗奴国の親衛隊長。邪馬台国から逃亡している途中で倒れていたキジノヒコを助ける。
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