特別な要素 (special)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:03 UTC 版)
「HTML要素」の記事における「特別な要素 (special)」の解説
a アンカー (anchor) であることを示す。href属性にリンク先URIを指定しハイパーリンクを作成する。 内容にはリンク先の概要を表記する。内容だけを見てリンク先が判断できることが望ましく、「ここをクリック」等は使うべきでないとされる。内容が冗長になる場合はtitle属性で説明を付加することができる。 accesskey属性でショートカットキーを設定することができ、ユーザビリティの向上が期待できる。 audio 「HTML5オーディオ」も参照 音声再生。但し、ファイルによっては対応コーデックを導入しないと再生が実現できない場合がある。詳細は上記の内部リンクを参照。 canvas 「canvas要素」も参照 解像度に依存したビットマップキャンバスを表示。グラフやゲーム用の表示画像を描画することができる。HTML5で導入予定であり、主要ブラウザではすでに実装済み。Internet Explorer 向けに、Adobe FlashやVMLなどを使い、canvas タグを実現するライブラリがある。 img 埋め込み画像 (Embedded image) であることを示す。src属性にURIを指定し画像を表示させる。内容は空で終了タグは存在しない。 alt属性で画像の説明を記述することが必要である。これは画像に対応できないユーザーのため。単にレイアウト用の画像(スペーサー画像等)の場合にはaltは空にする。また「画像が表示できません」や「画像」と言った代替テキストはユーザにとっては有用でなく、「犬の写真」など簡素な説明や「飼い犬のポチが…」など情景が把握できる説明が有用である。説明が長文になる場合longdesc属性にURIを指定し、説明の文書を示す事もできる。 他のドメインの画像を指定することも可能であるため、著作権の観点から問題視されることもある(詳細は無断リンクの項目を参照)。 video 「video要素」も参照 動画再生。前者のaudio要素と同様、ファイルによっては対応コーデックを導入しないと再生が実現できない場合がある。
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