物語における描写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:53 UTC 版)
17号の飛行計画の一部は、1998年HBO制作のテレビシリーズ「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ」の中で、第12話「月世界旅行 (Le Voyage Dans La Lune)」というタイトルでドラマ化されている。 ホーマー・ヒッカム (Homer Hickam) の1999年の小説「月への帰還 (Back to the Moon)」の導入部は、17号の第2回月面活動から始まっている。この小説では、飛行士が発見したオレンジ色の土壌が物語の大きなヒントとなっている。 ダグラス・プレストン (Douglas Preston) の2005年の小説「ティラノサウルスの峡谷 (Tyrannosaur Canyon)」は、17号の月面活動の描写および公式記録に残されているそのときの飛行士の会話から始まっている。 また17号の飛行士をイメージして、フィクションとして「最後に月面を歩いた男」を描いた映画や小説、テレビドラマは数多くある。その中の一つが、テレビドラマ「600万ドルの男 (The Six Million Dollar Man)」の主人公スティーブ・オースティン (Steve Austin) である。このドラマの原作となった1972年の小説「サイボーグ (Cyborg)」では、オースティンは「17号の飛行で遠ざかる」地球を目撃したことを記憶しているという設定になっていた。1998年の映画「ディープ・インパクト」では、ロバート・デュヴァル (Robert Duvall) が演じる宇宙飛行士スパージョン・“フィッシュ”・タナー (Spurgeon "Fish" Tanner) は、モーガン・フリーマン (Morgan Freeman) が演じる大統領の共同記者会見の場面で「月面を歩いた最後の男」と描写されていた。 アニメ「アルドノア・ゼロ」では、17号が月面で、地球と火星を繋ぐ滅亡した古代文明の遺産「ハイパーゲート」を発見したことになっている。この発見は、物語の歴史改変SFにおける分岐点となっている。
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