湖村家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 04:47 UTC 版)
花夜の父親 本名不明。元刑事にして、美炭のかつての上司であったが、2年前に娘の愛里を殺した3人の不良少年を惨殺し、切り落とした3人の首を花夜と妻の元へ持ち帰り、2人を恐怖させた。 当時犯人達を尾行していた際、彼らが幼い娘を殺したにも関わらず、反省の色を全く見せていないことに憤慨し壮絶な拷問の末に3人を惨殺するが、犯人達を尾行していた途中から突如記憶が途絶えてしまったため、それ以降のことはあまり覚えていなかった。 現在は調府拘置所に収監されているが、自分が起こした事件のせいで家族を苦しめていることをひどく悔やみ、家族のことを気にかけているが死刑を求刑され、東京拘置所へ移送された。しかし、酒木や一部からは「自らを犠牲に法で裁けなかった犯人達に制裁を下した」ことで、密かに英雄視されている。 しかし花夜がステッキで死を偽装したとは知らず、彼女が酒木と共に自殺をしたと知って絶望に閉ざされしまう。その後、テンペストの始動による全世界の停電によって刑務所のシステムも停止し、暴動を起こした他の受刑者たちが脱獄したことに伴い、意を決して自らも脱獄した。地球の宮付近で王の吸収を逃れた山井や紗雪の両親、拓馬と共に梨ナ達の前に現れ、手にした靴型ステッキで美炭の窮地を救った。 湖村 佐千子(こむら さちこ) 花夜の母親。2年前の事件以来、病床に臥せていたが、娘の誕生日に倒れて意識不明となってしまう。しかし、花夜が酒木と共にステッキで死を偽装してから暫くした後に意識を取り戻した模様。 湖村 愛里(こむら あいり) 花夜の妹。故人(享年8歳)。2年前、“A”から魔法少女サイトのステッキを与えられた3人の不良少年に襲われ、壮絶なリンチの末に死亡。 しかし愛里の他にも、女子高生の米河 ひとみ子(よねかわ ひとみこ)やサラリーマンの明田 松路(あけだ まつじ)といった一般人が“A”からステッキを受け取った何者かに襲われ、それぞれ謎の死を遂げている。
※この「湖村家」の解説は、「魔法少女サイト」の解説の一部です。
「湖村家」を含む「魔法少女サイト」の記事については、「魔法少女サイト」の概要を参照ください。
- 湖村家のページへのリンク