清流ライナー
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「清流ライナー」 客室 2010年2月27日の岐阜新聞において、「2010年度に連節バス2台導入の予定」と報道された。事前協議が不十分な状態での導入表明について、一部岐阜市議会議員から異論もあった ものの、同年3月24日の岐阜市議会総務委員会において可決され、連節バス導入が決定した。 導入される車両は、日本では神奈川中央交通や京成バスにおいて導入実績のあるメルセデス・ベンツ・シターロGで、今回は2台導入され、当該車両は日本においては関東地方以外で初の導入事例となる。 車両愛称は長良川にちなんだ「清流ライナー」と命名され、2011年3月27日に出発式が行われた。岐阜大学・病院線の直行便で運用される。2011年10月1日のダイヤ改正で、「西野町」「北高前」「正木マーサ前」に新たに停車する急行便が設定された。また2012年8月5日から10月28日まで、交通社会実験として「清流ライナー市内ループ線(通常の「市内ループ線」とはダイヤや停留所が異なる)」に投入された。「清流ライナー市内ループ線」は社会実験終了後の11月3日より、土・日・祝日の運行に切り替わった。 2014年3月28日からは新たに導入した2台を新路線となる「清流ライナー下岩崎線」に導入している。 2016年度には、車両外観・内装を水戸岡鋭治がデザインしたものにリニューアル。フルカラーLEDの行先表示器を搭載した車両も登場した。 2017年4月27日、全車両がラグビーワールドカップ2019開催記念ナンバープレートに取り換えられた。 ぐるり体験乗車 2011年3月28日から31日(岐阜大学休校日)までの毎日と4月1日から5月8日までの土曜・日曜・祝日には、JR岐阜から正木方面を一方循環してJR岐阜へ戻る特別ダイヤが1日7本設定された。途中乗降はできず、運賃は300円であった。
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